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2021.02.04

仙コリのキハ55

 緊急事態宣言発令中なので、仕事以外での県を跨いでの移動、都心の模型店へ買い物、コンテスト作品展示や情景作品展見学(共に終了済み)など県外移動が憚られ、その鬱憤を通販で解消している今日この頃です。以前エンドウ製キハ28の800番台を会津若松機関区にて撮影した813(推測)番に仕立てた話を載せました。今回はその話の続きになります。

19800725018z

キハ55です。写真のキハ55は雨樋とおでこの塗り分けが省略されタイフォン蓋付き1灯シールドビームに改造された146番です。撮影した1980年当時、仙コリ(郡山客貨車区)にはキハ55が17両も配置されていました。

 

 運用は、片や郡山と平を結ぶ磐越東線、片や郡山から65Km離れた会津若松を起点に小出や会津滝ノ原を結ぶ只見線と会津線。手元の1975年の時刻表では磐越西線内の郡山~会津若松間に1日1往復の気動車列車(各駅停車)がありますのでこれが送り込み用と思われますが、例えば初期車のキハ55-3は磐越東線内で撮影された画像しか見つかりませんから、車両に拠っては使用線区が純然と分かれていたとも考えられます。はたして車番によって使用線区は使い分けられていたのでしょうか?地元で毎日の様に眺めていた訳では無いので詳細は掴めません。

 また1980年頃のキハ55は、

  a) 雨樋とおでこ帯の有無

  b) タイフォンカバーの形状(スリットor耐寒蓋つき)

  c) ヘッドライトの形態(シールドビーム1灯or2灯、原形)

  d) 向き(模型的には正面のホロとジャンパー栓の有無)

などで車番が判明される場合も多々あります。下手に適当に作って怖いマニアさんに難癖を付けられるのも癪ですし、後で詳細が判明して地団駄を踏むのも悔しいので、まずは撮影したキハ55-146を参考にしながら、手元のエンドウ製キハ55をディテールアップしてみました。

Kiha55146b

所有しているキハ55はMPギア仕様ながら凡そ20数年前(1990年代)の製品なので、モーターはCN16片軸駆動だったり、ライト類は12V電球だったり、車内表現は仕切り板しか無かったり、ディテールパーツはプレスや挽物を使っていたり、現在の製品仕様と比べると少々物足りなく感じます。個人的には非力なCN16が如何にもDMH系エンジンの気動車らしくて好ましく感じるものの、このたびの連結相手のキハ28が1エンジン車ながら最新のLN15の両軸駆動なので、さすがに2エンジン車でCN16片軸駆動では大いに見劣りがしますし協調運転にも問題が出そうです。大原則として“完成品の塗装は剥がさない”なので、それを踏まえた上でモーター交換とLED化と室内追加を施しました。

0587 0596

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連結相手のキハ28-800番台が修学旅行色なので、敢えて赤帯付きの姿です。

使用パーツを列挙します。

 ヘッドライト エンドウ#2628 大目玉ヘッドライトリング

 タイフォンカバー 工房ひろD026 タイフォンF

 室内灯 IMON(白色)

 LED電球 モデルトレインプラス 3㎜丸形抵抗付き

 モーター LN15 取付器具はエンドウ♯6308を使用

 室内装置 エンドウ急行型電車用を加工

 タブレット保護棒 フェニックスキハ55用(罪庫品)

 エアーホース フクシマ(罪庫品)

 トイレ流し管・洗面所流し管 エコーモデル

妻面床下機器は検索しても詳細不明な上に、はたして146番に付いているのかも分からないものの、kondouraさんのブログの名松線キハ55の所 に載っていた写真を参考に箱状の物体を自作しました。

0600

今回は既存の床板を穴あけし直して使いましたが、エンドウからキハ58用のLN15対応床板が別売りされていますので、そちらを使った方が省力化できたような気がします。いまエアータンクに黒色を塗っています(大汗)。まだ手を入れる箇所も散見されるものの、そもそも全体に線が太いのであまり深追いしないでコレにて完成。概ね2ヶ月ほど掛かりました。同様のCN16片軸駆動時代の完成品気動車は何両もあるので、今後は同じ手法でリニューアルをしていくつもりです。(^^;

覚書

キハ55 会津若松関連

 210 プレス上軸 シールド1灯 幌あり

 212 スリット  1灯原形   幌ナシ

 241 シャッター下軸 シールド1灯 幌あり ダブルデフロスタ

 260 スリット シールド1灯 幌ナシ(小出にて↓)

198007265026

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Comments

キハ55はこういうタイフォンカバーを付けたものがあったのですね!知りませんでした。ウチにあるものは天賞堂のプラキハ55(準急色)なのでDCC化すると「全車両にデコーダ」なのが悩みどころで手が止まっています

Posted by: ム | 2021.02.05 19:04

ㇺさん、こんばんは。
タイフォンカバーは雪の多い地域の晩年の装備らしいです。これは再現したかったのでパーツがあって助かりました。

Posted by: みのる | 2021.02.05 22:29

東北キハ55良いですね〜!
上部の帯が入ったのには残念ながら出会えませんでしたです。

いろいろ不十分な(と自分で使うのに後悔しきり)画像おやくだていただきましてありがとうございます。
キハ55系は古めかしい優等車崩れで好きでした!
普通運用編成では良いポイントとなりますので、僕も模型で完成目指したいところであります。

Posted by: kondoura | 2021.02.08 02:12

kondouraさん、こんばんは。ご無沙汰しております。

勝手に参考にしてしまいました。妻面の床下機器の写真は見つからなかっただけに、たいへん助かりました。ありがとうございます。
キハ55はあまり興味を持って眺めていなかったので、あまり写真を撮らずに今になって悔しがっている所です。

Posted by: みのる | 2021.02.08 16:56

キハ55は、北海道ではあまりメジャーでは無かったので、スルーしてきましたが・・・

天プラが出てからは、準急色数両、急行色2両と手を出してしまい・・・

なかなか味のある形式ですよね~
写真も僅かしか有りません。
もっと早く気付けば良かったです。

Posted by: 廣瀬 | 2021.02.10 14:34

廣瀬さん、こんばんは。

確かに北海道でのキハ55系は少数派でした。苗穂に数両配置されていた程度のようです。
あの当時を思い出しても、例えば、紀勢本線の急行に南海のキハ55が連結されていたのを見て、何だキハ55か!?とシャッターを押さずに見送っていましたので・・・一事が万事そんなものです。今になって後悔しきり(汗)。

Posted by: みのる | 2021.02.10 21:26

確かに~
南海のキハ55。最初見たときは、なんじゃこれ・・・ でした。でも、さすがに、貴重さにを知って、何度か撮影には行きましたね。

でも、撮影はほとんど、南海線内でした。

Posted by: 廣瀬 | 2021.02.13 05:49

はー、ビックリした。こちら震度4(隣町は5-:共に公式)です。
ちょうど出しっぱなしの模型と空き箱の山が飛んで行きました。福島・仙台方面の方にお見舞い申し上げます。

廣瀬さん、
南海のキハ55を写せただけでも羨ましく思います。
キハ26/55は意外と全国各地で見かけた割に、ほぼ撮影していません。
悔しい~。

Posted by: みのる | 2021.02.13 23:57

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