« 2019軽便祭の展示について | Main | 北海道の鉄路ほか »

2019.10.09

ED77の事

 来年の軽便鉄道模型祭の日程も決まったようです。

2020年9月19日(土)20日(日)です。

むぅぅ、この日程は秋彼岸の入りの土日ですね。見事に被りました(激汗)。たいへん残念ではあるものの 来年の祭はお休み します(撃沈)。こればかりは仕方がありません。お仕事あっての趣味ですから (^^; 。今から祭の成功を祈念しておりますので、スイマセンが来年出展予定の皆さん!

頑張ってください!!(≧o≦)/

 まぁ夕方なら抜け出せない事も無いかな。 ボソ

 さて、珍しく立て続けの更新となりました。軽便祭の話題では無くて申し訳ありません。撮った当時はそれほど思い入れも無かった車両が、後になってじわじわと効いてくる。そんな想い出の車両を模型として手元に置きたくなる歳になりました。一言で言えば懐古趣味でしょうか。前回はEF80の話でした。

 今回はED77の話です。

19800725032

ED77は磐越西線専用の電気機関車でした。磐越西線と言えば、川桁!沼尻鉄道!!!と即反応してしまう軽便マニアながら、今回ばかりは沼尻鉄道を脇へ置いて、電化後の主であったED77が主役です。とは言え追いかけまわした訳でも無く、腰を据えて撮影した訳でも無く、何だか分からないけれど、とりあえず撮影してみた車両、それがED77でした。何じゃそりゃ!?ですよね。

(ご注意:今回は長文です)

19800725d041

 このブログ内でも再三お話しした事のある、高校時代の部活合宿で訪れた会津・猪苗代方面。あれは1980年の夏でした。鉄道好きの先輩方と一緒に訪問した会津若松機関区にて、初めてED77を目にしました。この頃の磐越西線ではほぼ客車列車が主体でして、32系61系が主力の編成の先頭に立ち、旅客列車ならば原則として単機、貨物列車は原則として重連で運用されていました。なにしろ当時は「何かボロい客車を赤い機関車が牽いてる」程度しか感じなかったものでして、後になってED77は磐越西線でしか動いていない車両であって、まだ試作車の901番も健在だったと知る事になり、「おまえ!何でまともに撮らんのっ!?」と今になってツッコミを入れている始末ですが、時すでに遅しです。(大汗)

19800725024

 一般的に赤い電機と言えば、東北本線をかっ飛ばす旧型客車の先頭に立つED75の記憶が蘇る方も多いと思います。或いは板谷峠を越えていたEF71とED78の記憶、九州のED72・73辺り、レアな所ではED74、或いはED76やEF70かもしれませんが、個人的には何だか訳が判らなかったものの、撮影よりものんびりと客車列車に揺られて旅を楽しんだ、この磐越西線のED77の想い出が強く印象に残っています。

19800725025

 1/80模型の話に移りましょう。古い話で恐縮ですが、手元の『別冊 TMSカタログ』(企画室NEKO 1978年)のページを捲ると、磐越西線でしか動いていないマイナーな車種にも関わらず、天賞堂・宮沢・しなのマイクロの3社から模型が発売されていました。その後は宮沢が模型メーカーから手を引き、しなのマイクロは消え去ってしまうものの、天賞堂だけはマイナーチェンジを繰り返して、息の長い模型製品として存在しています。私も随分前に入手して時折動かす以外は棚に飾ったままになっています。

19800725003

 そんな中、2002年に試作機のED77の901番も天賞堂から発売されていました。実際にはTMSの製品紹介欄(2002-5、No.696)で知っただけの製品でして一度も市場で見かけた覚えはありませんでしたし、当時にしてもかなりお値段も張る製品だった上に、車種は超マイナーなので再販は全く期待できません。令和になった今となっては、ほぼお目にかかるのは不可能な模型と認識していました。たまたま数年前に一度だけWeb専門の中古模型店にて出品を見つけた時にはキーボードを叩く手が震える程に狂喜乱舞しながら注文メールを打ちましたが、タッチの差?で間に合わず、一人涙に暮れたものです。

19800725005

 

で、ここでようやく本題。話の核心。

今回ようやく念願かなって手に入れましたですよ!

 

9504

天賞堂のED77 901です。(感涙)

9496 9513

9510 9508

(隣は以前手に入れたED77量産型:天賞堂)

 中古とは言えブラスの機関車を買ったのは久しぶりです。多少の無理と行動はしたものの、お店で話を伺っていると「本心から欲しいと思って待っていれば縁は巡ってくるものだ」とつくづく感じる出来事でした。この901番は元ED93と言う非貫通のお面を持つ試作機(模型はフェニックス製品が有名)ながら、後に量産型と同様に貫通化されて、EF62のような正面窓回りとなっていて、屋根上のドーム状の機器箱が異彩を放っている車両です。模型としてのスタイルは何となく幅広感が強め、ナンバーも太いし、微妙に印象の差はあるものの、丁寧な作りと綺麗な塗装に使用感も無い新品同様の逸品でした。例え金満オヤジとこき下ろされ様が、単なる自慢話として顰蹙を買おうが、発売を知った2002年以来ほぼ18年ぶりに宿願を果たす事ができました。実車と出会ってから数えると、ほぼ40年です。

 隣に写っている以前手に入れたED77量産型は、何番にするか?で悩んで以降そのまま何も手を入れていません。今見ると飾り帯に汚れが目立ってきましたので、これを機会に整備し直そうと思います。

9533

 前回のEF80の話の最後にもちょろっと書いた通り、まず手に入る事は無いであろうと半ば諦めていたED77 901を入手して、これで概ね当時印象に強く残った思い入れ深い機関車の模型は一通り揃いました。我が家へ来る模型車両は、走らされて塗装は剥がれ、およそコレクターズアイテムとは無縁の模型になってしまい、仮に自分が死んだとしたら粗大ゴミの汚名を着せられること間違いナシなので、このような貴重な逸品には申し訳ない気もする反面、次は繋げる客貨車を揃えて、編成を動かせるレイアウトを製作して、と欲望は果てしなく続きます。

いゃコレは恐れ多くてウエザリングもする勇気は無いなぁ。(^^;

9517

以上、待てば海路の日和あり、念願叶った金満オヤジの自慢話でした。

おしまい。

|

« 2019軽便祭の展示について | Main | 北海道の鉄路ほか »

Comments

天賞堂の機関車は、たとえ中古であっても購入するとすごく嬉しいですよね。 ところで、このお立ち台は?

Posted by: ム | 2019.10.09 07:30

祝!ED77 901入手!
念願かなって、良かったですねー。

赤い電機大好き人間の私ですが、ED71〜ED79、EF70〜71の内、ED74とED77だけ、見たことがありません。
まぁ、ED74は仕方ないとしても、なぜ磐越西線に行かなかったのか?
たぶん、手頃な夜行と、手頃な撮影スポットがなかったのでしよう。それと、撮影効率かな。貧乏学生なので、1回出掛けたら、なるべくたくさん撮れるところへ、みたいな。

あーあ、後悔先に立たず。

Posted by: さとし | 2019.10.09 17:58

ㇺさん、こんばんは。ありがとうございます。
中古市場でもほとんど見ない製品だっただけに、ようやく手に入れました。
このお立ち台は2003年頃にローカル私鉄向けに作った、アクリル板を使った水田のお立ち台です。

Posted by: みのる | 2019.10.09 19:54

さとしさん、こんばんは。
ありがとうございます、ようやく手に入れました。

撮影効率から見ると磐越西線は郡山から入って行かないと撮れませんし、ED77ばかりでついでに何か撮るネタも少ないので、どうしても後回しになりそうです。でもED77とED74以外は撮っているってすごいです(^^;。

Posted by: みのる | 2019.10.09 20:04

祝!ED77 901入手!

赤い電機大好き人間の私ですが、ED71~79、EF70~71の交流電機の内、ED74とED77だけ見たことがありません。ED74は仕方ないにしても、なぜ、磐西線に行かなかったのか?バカなのか?
たぶん、手頃な夜行と手頃な撮影スポットが無かったのでしょう。それと、撮影効率ですかね? 貧乏学生なので、1回出掛けたら、なるべく多くの写真を撮れるところに行こう、みたいな。

あーあ、後悔先に立たず。行けば良かったなぁ...

ということで、TomixのED78は既に予約している今日この頃です。

Posted by: さとし | 2019.10.09 20:55

みのるさん、ゴメンナサイ。

スマホでコメントしたのに、PCで見たら反映されていなかったので、もう1回、出しちゃいました。
最後のED78の話が、追加情報です(^^;

Posted by: さとし | 2019.10.09 20:58

さとしさん、こんばんは。
最近のココログは反映されるのが遅いようで、PCで見てもコメントが反映されていない場合が多くて気がつかない事もあります。困りますねぇココログ。

>TOMIXのED78、

うわっ知りませんでした!(^^;
いま改めてWebサイトを見て来たところです。プレステージ高けぇ~と書きながら、これから予約入れます(笑)。情報をありがとうございました。

Posted by: みのる | 2019.10.09 21:31

高けぇ〜、ですよね。EF71より、さらに。中間台車が原因かなぁ。とか言いながら、プレステージ予約してますが^^;

しかしまぁ、このED78で、購入する電機は最後かなぁ、という気分です。自分のお好みは、だいたい揃ったかと。EF80とか出たら、迷うかもしれないけど^_^

Posted by: さとし | 2019.10.09 23:18

ED77901には・・・1978年に磐越西線で郡山から猪苗代に乗った列車が牽引機でした。大型のモニターが格好良かったですね。こんなの、製品化されていたのですね。旧客編成の先頭に立たせたいですね。

Posted by: 廣瀬 | 2019.10.10 02:13

さとしさん、廣瀬さん、こんばんは。何か最大級の台風が来るらしいです。思わず去年の祭を思い出しました。(^^;

>さとしさん、
私も高いと書きながら手を入れずに済むプレステージ予約です(笑)。これでEF71と重連運転ができます。
新たにプラ完成品で発売されそうな国鉄時代の機関車となると、ED71の1次とか、仰るようにEF80くらいでしょうか。EF30もあり得るかも。
個人的にはED42やDD50のプラ完が出たら買ってしまいそうですが、まぁ~、あり得ないでしょうね。(^^;

>廣瀬さん
ED77-901は、貨物牽引で見かけましたがほぼ記憶には残っておらず、機関区で準備している姿を横からスナップしたのみで、かなり後悔の残る記憶にも残る車両でした。
その所為もあって模型発売も覚えていました。
長年探していたので、見つけた時は「マジかっ」と震えが来ました(笑)。仰るように旧客も牽かせたいですね。(^^)

Posted by: みのる | 2019.10.10 23:33

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 2019軽便祭の展示について | Main | 北海道の鉄路ほか »