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2019.03.13

再現したい鉄道風景

9006 先日ツイッター上で、影響を受けたレイアウト記事や印象に残ったレイアウト記事は何?との話題がありました。影響を受けたレイアウト記事の2大巨頭!?については、このカテゴリー(私の模型誌)でも散々書いている通り、祖師谷軽便鉄道と思川鉄道で、分類すればナロージャンルです。これとは逆に、鉄道誌のグラフや記事を読んで、いつかは車両を模型化してレイアウトを作って動かしたい、と強く思っている鉄道風景もあります。見た事も無い車両や風景に惹かれる事を訝しがる方もいらっしゃるようですが、自らを振り返っても、見た事のある車両や風景よりも、見た事のない車両や風景に惹かれる割合の方が高いように思えます。ナロージャンルの沼尻や栃尾は最右翼かもしれませんし、サブロク地方私鉄もほぼその範疇です。ただしどちらかと言えば鉄道路線を丸々全て再現する気はなく、好きな車両や風景を自分の心象鉄道に投影する方向性が大きいでしょうか。

 

 

198002x013 一方、国鉄路線の場合は、一番純粋に鉄道趣味を謳歌していた昭和50年代をいまだに追いかけています。馴染みの高崎線・上越線・信越本線はもちろんの事、あの頃に見る事の出来なかった同年代の鉄道風景も含まれます。言い訳をすれば、始めた当初は現役の最新の鉄道だったのですが、いつの間にか長い時間が経ってしまっただけ!の話です(苦笑)。こちらはもっぱら車両収集=コレクションに留まっていてレイアウト製作までは到達しないのが現状ではありますが・・・。

 

 これ以外にも、突然!九州の赤い485系を買ったり、食パン電車419系を買ったり、Youtubeを始め月刊誌や写真集に影響を受けて見た事も無く馴染みの無い時代の模型車両を買ってしまう場合も多々あります。JRの最新型に縁遠いのは、影響を受けるような写真や動画や模型に出会っていないだけです。
 
 さて今回は、実物誌や写真集から強く影響を受け、一応まだ微かに模型化の野望⁉が継続中の「全く知らない時代の国鉄路線」を、その本と想い出話と併せて書いてみました。

 

1.EF57時代の上越線

 

 ■写真集『上越線を行く列車』エリエイ
 ■『国鉄時代』28号他

 

9038 初めて買った写真集は『草軽電鉄』だったか、こちらだったのか忘れてしまいましたが、馴染みのある好きだった路線「上越線」繋がりです。元々は181系ときが目当てで購入した写真集でしたけれど、自分の知らないもっと前の時代、耐寒耐雪装備に身を包んだED16やEF51やEF11の写真に痺れ、EF13凸とEF12の重連や、EF57や大窓ヒサシ付きピカピカEF58の急行701列車に目を見張り、いつの日にか昔々のEL牽引列車全盛の上越線を行く列車を模型で揃え、上越線清水峠越え風のレイアウトを作って動かしたいとの想いを持ち続けています。
 かつてNゲージを嗜んでいた時代に、701列車みたいな編成は揃えましたが、あの頃はまだ車種が少なく知識も無くて、計画は頓挫してしまいましたし、後に16番へ復帰した以降も天プラEF57SGと造形村EF13凸は買いましたけれど、それだけで止まっています。『国鉄時代』の田部井さんの写真を眺める度に情熱が沸き上がるものの、なかなか先へ進めません。

 

 

2.ED42時代の碓氷峠

 

 ■『日本国有鉄道百年写真史』(訂正済)
 ■『SL甲組の肖像』
 ■『国鉄時代』8号他

 

 その昔々の大昔、小学生の社会科の時間に、山を登る鉄道として「ループ線」と「スイッチバック」と「アブト式鉄道」があると習った事を、齢50を過ぎた今でも珍しく覚えております(他は記憶がないw)。翌日、同級生(国鉄職員の息子)が持ってきた写真集こそがこの本だったように記憶しています。特にアブト式のラックレールの写真は今でも印象に残っています。これが縁となって彼と仲良くなり、鉄道好きの友人たちと仲良くなり、街で唯一の模型店へ行って小高のペーパーキットを借金して買う、の流れになります。(この時です
9035 昔々にNゲージのED42が、しなのマイクロやマイクロエースやワールド工芸から発売された時をリアルタイムで経験して興味を惹かれはしたものの、全て見送って今に至っております。ここ十何年で『国鉄時代』や『SL甲組の肖像』から再び影響を受けて、ED42を4両揃えてレイアウトを作りたいとの想いが湧いてきました。反面、車両を一度に買い揃えるのは現実的では無い上に、あの眼鏡橋の自作は勘弁願いたいwし、そもそも当時の客車や貨車の編成がはっきりと判らないままでして、まだ現実の話になるのは、かなり先になりそうです。或いは願望程度で終わるかもしれません。

 

 因みに、上(↑)に書いた社会科の授業中の話に出て来た「ループ線」は(1)の話に通じますし、「スイッチバック」は(3)の話に通じますので、なんという事でしょう~、三つ子の魂百までも!と書くしかない程、上手くつながっています。

 

3.北陸旧線の杉津越え

 

■『DD50』レイルロード
■『国鉄時代』35号他

 

9044 それまではDD50と言えば、米原の交直セクションに使われていた車両くらいの知識しかありませんでしたが、この写真集を読んで北陸旧線の特に敦賀~今庄の山中峠をD51と組んで越える姿に感嘆しました。合掌造りの家屋の残る大桐のスイッチバックを通過する1枚にはゾクゾクしました。
 ちょうど同時期にカツミからDD50が発売され、喜び勇んで飛びついたのは良いものの、ブドウ色時代は最初期タイプ、新色時代は米原時代タイプと、想いが募った時代の形態とは少しばかり違っていました。迷いに迷って新色を一次形二次型各1両揃えて、そのうちに改造しようと思いつつ早幾年。勿体なくて塗装変更&改造なんて出来やしません(断言)!9042D51はつい最近のカンタムを1両、敦賀タイプの集煙装置を1組揃えただけで計画はストップしたままになっています。正直カンタムなしのD51が欲しいです。またNゲージを嗜んでいた頃にマイクロエースのDD50ブドウ色も買いましたが、当時D51は手に入れずに終わっています。つい先日KATOから新D51標準型が再販されるとの話を聞きましたので、Nゲージ再現する道の方が近そうに思えます。仮にNゲージで再現するにしても、そもそも1000t貨物って何両繋いでいたのか?当時(昭和36~37年)はどんな貨車が連結されていたのか?それらの形式は模型化されているのか?一体全体どの程度のスペースが必要になるのか?全く調べておりません。

 

 これらの3つの野望は今でも持ち続けているとは言え、ここ十数年を振り返っても、制作する順番としては1にナロー、2に地方私鉄、3.4.は昭和50年代の国鉄時代なので、野望⁉の達成には程遠いようです。
 以上、模型が進んでいないのを棚に上げた単なる無駄話でした。 

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Comments

私が影響を受けた実物の本は「蒸気機関車の系譜」「電気機関車展望」だと思います。学生時代から社会人になったばかりの頃は気力・体力はあったので全自作を含めて旧型F級電機や国鉄正式テンダー機を揃えたのでした(遠い目) みのるさんの碓氷峠の話を見て・・・アプト式電機が鉄模社ED41が70%進行の状態で手が停まっている・・・(これが出来ればアプト電機は全部揃うのに)

Posted by: ム | 2019.03.13 08:03

ㇺさん、こんばんは。
スクラッチも厭わずに全て揃えようと挑戦する心意気!には頭が下がります。見事に影響を受けていますね。
模型社のED41もぜひ完成へ持ち込んでください。

Posted by: みのる | 2019.03.13 20:37

私が影響を受けたのは・・・
摂津鉄道、雲竜寺鉄道 祖山線、阿寒鉄道でしょうね。
そして「冬物語」です。

さて、
『日本国有鉄道100年史』ですが、「日本国有鉄道百年写真史」かもしれませんね。日本国有鉄道百年史の別冊として発行されたモノです。結構分厚い本です、この名称で検索すれば、外観写真も出てきますよ。百年史の本体(全19巻ぐらいだった)は持っていませんが、写真史は持っています。

Posted by: 廣瀬 | 2019.03.14 01:08

廣瀬さん、こんばんは。
ご教示をありがとうございます。改めて調べてみたら『日本国有鉄道百年写真史』でした。後ほど本文も訂正します。

やはり摂津・雲竜寺は鉄板です。阿寒は第1作目に私も影響を受けました。冬物語はシーズニングを試みた意欲作でしたね。

Posted by: みのる | 2019.03.14 21:55

みのるさん、今晩は。
読み応えのあるページです。「よれよれじいさん」は、直ぐに書き込めませんでした。
レイアウトについては、摂津鉄道、雲竜寺鉄道 祖山線はもちろんですが、実際に手を動かし出した時にタイムリーに側にあったのは「庶茂内鉄道」の記事でした。ありがとうございます。
昭和30~40年代の非電化鉄道と言いながら、パンタ物がどんどん増備されていますし、戦前にも範囲は広がっています。「なんじゃ、こりゃ!なんでもあり!」の世界になっています。

Posted by: 美男(備南鉄道) | 2019.03.21 20:52

美男(備南鉄道)さん、こんばんは。
製作ヒント的な話は書かなかった気もしますので、いやはやお恥ずかしい限りです。ありがとうございます。(^^;
私も趣味対象がコロコロ変わりますので、いろいろな車両を気兼ねなく動かせるような大きめなレイアウトが欲しいです。

Posted by: みのる | 2019.03.21 22:50

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