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2017.03.07

簡易軌道の修復

00071501 年が明けて早2ヶ月が経ちました。その間、原鉄道模型博物館へ企画展を見に行ったり、スワップミート同窓会へ足を運んだりしましたが、車両製作は一向に進んでいません。因みに練馬イベントはカメラを忘れてしまいましたので報告?は省略します(大汗)。
 さて、今まで何をしていたのか?と言えば、簡易軌道広加内線の修復を続けていました。正確に書けばまだ修復作業継続中です。これをお披露目したのは、もう一昨々年になるのですね。3年前ですかぁ(汗)。

 ちょこっと報告した通り、構内配線の一部を変更の上フレキを止めて手打ちにした他に、ほぼシーナリー全般をもう一度再構築しています。00071551簡易軌道は“道路がぐちゃぐちゃで通れない時期”こそ存在意義がある!との想いから、融雪期を選んで模型化しているのですが・・・。表現が難しいですね。

夏景色にしておけば、随分と楽だった筈。 

と、ぼやいても始まりません。
かの“ミルクを飲みに来ませんか?”のロケがちょうど雪がほぼ消え去った時期だったそうで、本文にも書いてある通り、雪が消えると辺り一面褐色の世界が広がるそうです。別とじグラフ写真からは褐色だけで無くチラホラと緑色も散見され、春の息吹も感じられます。

芽吹きの頃にするのも良さそう。

とりあえず、経過報告を。
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 バラスト撒きには新製品のKATOバラスト糊を使ってみました。粘性が高い割りに浸透性は良く、バラストが崩れる事無くそのままボンドを垂らすだけで固着されます。垂らし過ぎたボンドが端で少々光るのは気になるかもしれません。 従来方法は、整えたバラストの上から洗剤を一滴垂らした水で霧吹き、同じく一滴洗剤を入れたボンド水溶液をスポイトで垂らして固着します。新製品はワンアクションですから、レイアウト上が水でびしょびしょになるのが嫌な方、バラスト固着に苦手意識がある方、にはお勧めできます
ただ私は今までの方法で全く問題が無いので、このたびもそしてこれからも旧態依然のボンドバラスト方で仕上げます。

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国鉄/JR本線系ではありませんので、バラスト散布は一回では終わりません。今回はグレーのミディアムを一面に撒いて固着した後に、同じくグレーのファインで隙間を埋めるように撒いて固着、その後にモーリンの茶系リアルサンドでニュアンスをつけました。あとは唯ひたすら“納得の行くまで”茶系に調色したアクリル絵の具を塗ったり、染み込ませたり、失敗したと感じたら削り取る、の作業を繰り返しました。たぶん参考写真があれば良いのですが、融雪期の簡易軌道のカラー駅構内写真(除く茶内)ってほぼ見つかりませんねぇ。

00071471草は剥がし、川も剥がし、地形からまとめてもう一度作り直しました。川には改めて透明エポキシを流し込みますので、漏れ対策の画像を載せておきます。白いのは木工用ボンドで、茶色い板はアクリル板です。川底はKATO「地表を作る」(=茶色)で塗りましたが、これは失敗、茶色が強過ぎました。もっと赤味を消す色にしないと不自然です。透明エポキシは山奥線で使った余りが50グラムありましたので全て使いましたが、30グラム程度で充分でした。強い流れは無い川ですから、流れの表現は施していません。

00071556草も改めて作り直し、と書くよりも以前は「単に足らなかったので残雪にした」秘密を白状しておきます(大汗)。いったん剥がした化学雑巾はもちろん再利用します。このたびは足らない分を新たに作りました。使用色は2~3倍に薄めたタミヤアクリルのバフ・デッキタン・ダークイエローです。地形に貼り付けた後に更に上から塗装してニュアンスを整えます。制作方法は今更書かなくても良いですよね。生地の裏側にまでしっかり塗料を行き渡せるのがコツです。雑巾1枚で各色塗料1ビン使いましたので、たぶんコストを考えると染料で何枚も一気に染めた方が安上がりかも。(^^;

っで、結局、こうなっています。
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00071754牛乳工場の付近はあまり変化はありません。試しに撒いた日本の草はら(緑)が見えていますが、そこは気にしないように願います(苦笑)。
 駅構内のパウダーは以前同様ジオラマモスをミルサーで砕いて作った自作品です。日本の草はら(黄色)はレイアウトの色合いと合わなかったので使いませんでした。着色した化学雑巾は地形に貼ってから、タミヤアクリル塗料のフラットアースや茶色(陸上自衛隊)、場合によってはハルレッドを適宜吹き付けて「きつね色」を目指してニュアンスを整えました。何となく雪の下で一冬越した草の色は「赤茶」っぽいイメージがありまして、調子に乗って進めていたら、かなり赤茶色が強過ぎた仕上がりになってしまって、「これ秋深しじゃないか!?」と少々困惑しているところです。どんよりとした曇り空であれば前作の色調が比較的合っている筈なのですが、今作は更に雪が溶けて尚且つ陽の出ているイメージを持って着色しています。強いてあげれば津島軽便堂さまの浜中町営軌道、真正面から望遠で緑の釧路製作所自走客車を狙った1枚、を参考にしてはみたものの、かなり赤茶色が強くなってしまい、これで残雪を置いたら不自然ではなかろうか?と今からハラハラしております。

「雪が消えると一面褐色の世界」の一文だけが頼り。

全体像はご覧の通り。
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鉄橋を作ったり、駅構内に草を植えたり、地面の色調を始め細かなアクセサリーも含めて、まだまだ手を入れる箇所も多く、完成には遠く及びません。その前に、今年の祭の出し物を考えないといけない時期が来てしまいました。出すのはこの簡易軌道ではなく、新規に猫屋線に似合いそうな味噌汁軽便を考えているところです。何より他の出展者の作品傾向も併せて考えないとねー。

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Comments

雪解けがいいですね~!
味噌汁軽便と共に2作品展示しちゃいましょうよ~!

Posted by: norigon | 2017.03.08 00:15

norigonさん、こんばんは。
今年の出し物は駿遠線の続きでしょうか?ワクワク。

ありがとうございます。基本的に電車移動なので2作品は物理的に持っていけない現実が(激汗)。簡易軌道と味噌汁軽便と、片方作って途中で飽きたらもう片方、気がつけば両方とも完成!
と言う夢のような話にも自信なく・・・。(^^;

Posted by: みのる | 2017.03.08 01:35

なんと!意外な残雪の風景の真実を知ってビックリぽん!です(古い?) でも、あの風景も捨てがたいものがあったように思います。 ここからはいよいよ「北海道を象徴する樹木」の作成ですね(呆然) 今年の祭りには参加予定とのことで、今から楽しみであります。

Posted by: ム | 2017.03.09 00:02

ムさん、こんばんは。

ビックリぽんしていただき光栄?です。(^^;
しかも手持ち雪材料も無くなって、紙粘土で雪を表現したおまけまで付きました。結果オーライだったのが幸い。

今はKATO新製品「千古の雪」で残雪表現しているところですが、平らな部分に少し雪が残っている状態で製作していますので、以前お披露目したレイアウトとは全く印象が異なっています。
樹木は、時間があるので1つ1つ地道に自作します(笑)。

>今年の祭
話題の猫屋線に因んで味噌汁で参戦予定です。 

Posted by: みのる | 2017.03.09 01:36

こんにちは。
大改修ですね。枯草の色調が絶妙です。
この季節の表現は難しそうですね。早春、芽吹きの頃のモジュールを作りたいと以前から考えていますが、真夏と違い難しいと感じています。
軽便祭でお会いするのが楽しみです。

Posted by: 桜山軽便 | 2017.03.11 11:13

桜山軽便さん、こんばんは。
ありがとございます。芽吹きの頃・早春も魅力的ですね。このたびは作る季節を間違えた感アリアリですが、何とか“残雪の頃”で修復作業は進んでいます。(^^;

今年は祭へ行けそうです。

Posted by: みのる | 2017.03.11 20:22

「残雪」or「雪解け直後」の雰囲気が出ていると思います。水面が「雪解け」を主張しているのでしょうね。
・・・と言いながら、5月連休頃しか行ったことがありません。年によっては、降雪がありますしね・・・どうなのだろう。
でも、芽吹きの頃も良いですよね~
私は、もう少し後の5~6月を目指そうと思っています。

> 猫屋線に因んで味噌汁
と云う事は、1/80でしょうか!

Posted by: 廣瀬 | 2017.03.11 22:49

廣瀬さん、こんばんは。
 雪解けの北海道へ行った事ありません。シーナリーは初夏や真夏夏の景色が作り易いですね。このたびは写真だけが頼りなので“らしく”見えるなら光栄です(^^;激汗。
 味噌汁の本意は、例えば簡易軌道や林鉄・産業系のレイアウトでは、祭で猫屋線車両を持って来た方が乗り入れを躊躇すると思われますので、みんなで動かして遊べる、為でしょうか。

Posted by: みのる | 2017.03.11 23:59

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