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2014.11.04

PECOスマートスイッチ考

突然ですが、PECOスマートスイッチを買ってしまいました。 ←新らし物好き
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今まで、スローアクション(レマコ/フルグレックス)、トータス、コバルト、と使ってみました。何れも路盤の下へ付ける場合、厚さ(長さ?)だけみれば、スローアクションが一番背が低いけれど、作動させた時の音が響いて油が切れると意外にうるさい(苦笑)上にリンクを取り付けるのが面倒でした。トータスとコバルトは音は多少響きますが、比較的静かでリンクの取り付けも簡単です。でもサイズ(長さ?)はデカイ!路盤下が10cm以上無いと取り付けが出来ません(苦笑)。
先の簡易軌道ではトータスよりも一回り小さなコバルトを使いました。それでも路盤下8cmは必要でした。個人的にはトータスよりも、配線取り付けが楽なコバルトを大いにお勧めしたい気分ながら、現時点では国内での販売取り扱いが無いようです。

小さくて取り付けが簡単そうなポイントマシンは無いものか?
と思っていたところ、PECOスマートスイッチに出会いました。結論を先に書けば、これも手放しで喜べません。何せ1システム揃えると、お値段がかなり張る上に、他のポイントマシンと比べて、性能が段違いに良い訳でもありません。DCC制御までトータルで揃えられる点だけが優位な部分かも・・・。

さて、サーボモーターを使ったポイントマシンは初めてです。
しかも説明書は英文orz。たぶんほとんどの方はお仕事上英文を読める時代ながら、いまだにサッパリ判らん&超苦手な身にはWebの翻訳機能を使っても、半分は意味不明な文章しか出てきません。Youtube動画も参考にして、何とか設置して動かせるようにはなりました。

以下は、そんなダメおやじの覚書です(激汗)。

まずは、本体サイズ。
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取り付け枠込みで背丈は40mm強です。取り付け枠には、路盤裏に設置して線を通す穴(画面 a)も開けられていますので、トータスやコバルトと同じように使えます。もちろん取り付けネジも付属しています。

続いて実際に取り付けてみました。
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いきなりベースにネジ止めしてもダメでした(苦笑)。まずはアームの位置合わせをしないといけません。説明書通りに配線をして、コントロールボードのS3ボタンを押して表示を「L」にします。「L」表示にした途端にギュルルとサーボモーターが動きました。これがサーボモーターの中間位置だそうで、この状態で付属のアームを取り付けます。ただ構造上?アームが真っ直ぐ真下の位置に付かないのが、とても歯がゆく思います(汗)。

なお路盤の下に付ける場合はこちらの動画をご覧下さい。

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本体をベースにネジ止めします。後にストラクチャーで隠す予定なので、今回は台枠下ではなくて、見易いように真横に取り付けています。サーボのアームとポイントを繋ぐ0,6mm線も付属していますが、短かかったので、手持ちの0,8mm燐青銅線(単に大量に余っていた)を使いました。

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申し訳ありません。写真の順序が左右逆でした(汗)。先端レールも凡そ真ん中に合わせ、現物合わせで作用ロッドを作ります。線路にバラストを撒く予定なので作用ロッドはプラパイプの中を通しました。少しテンションを逃がすような造作も施した方が良さそうに思えますが、プラパイプ(外径2,4mm)の内径は1,0mm強あるようですので、たぶん大丈夫ではなかろうかと???

続いて、サーボモーターのアームの振り幅を決めますが、かならず一旦作用ロッドはアームの穴から外しておきます。これを忘れて(=知らなかった)エライ目に会いました!
振り幅を決めるにはS3ボタンを押して、表示が「11」(=№1ポイントマシンの始点)、「12」(=№1ポイントマシンの終点)、のようにポイントマシンのソケットを本体に差し込んだ位置に拠って「№1」「№2」「№3」「№4」とポイントマシンのナンバー割り振られますので、それに対応した表示=№2なら21・22、№3なら31・32のそれぞれの数字を表示してから、S1ボタンとS2ボタンで細かな位置決めをします。

今回は№1のソケットにポイントマシン(=サーボモーター)を差し込みましたので、具体的に説明します。説明書にも書いてある通り、作用ロッドは一旦ポイントマシンのアームから外す事をお忘れなく。
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表示を「11」(=№1ポイントマシンの始点設定)にした途端、ギュワンとアームが思い切り振られます。もしも作用ロッドを付けたままなら、ロッドが曲がって作り直しです(経験談です:爆)。或いはアームの動きが制限されてサーボモーターが焼けるかもしれません?同様に「12」も同じく逆側にアームが振られます(苦笑)。
私はコレで2本!作用ロッドを作り直しました。
話を戻すと「11」「12」いずれの表示の時にも、S1やS2ボタンを押す事によって、アームの動きを左右に微調整できます。始めに「11」を表示して、S1とS2ボタンでアームを動かして、良い塩梅の時に作用ロッドをつけて、実際にポイントの状態を見ながら左右の動きを調整します。続いて一旦作用ロッドを外してから表示を「12」に変えて同じ事を繰り返します。上手く調整ができたなら、S3ボタンを押して、アームの動く早さの設定です。ディフォルト「A5」を表示してS1/S2ボタンで調整します。数字が少ないほどゆっくり動くそうですので「A1」にしてみました。
これで全ての作業が終了しました。表示を「-h」に戻して、スナップスイッチを操作すれば、ポイントが切り替わる筈です。上手く先端レールが密着しない場合は、再び「11」や「12」を表示させて微調整をします。

作動の状態(動画)容量7MBありますのでPC閲覧専用(wmvファイル)

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これでポイントマシンの取り付けは終わりました。しかしコレはあくまでマシンだけです。補助接点を利用してポイントの通電を確保するには、別途PLS-130をつけなければいけません。この基盤も意外に大きいので、さてどこへ隠しましょうか?(悩)。トータスやコバルト、またはスローアクションには、全て補助接点が付いていますので、わざわざ基盤を買う必要はありません。やっぱり、取り付け場所に余裕があるならば、PECO スマートスイッチを使う必要は無さそうに思えます。

或いは、もっと小型のサーボモーターを手に入れて、このシステムで制御できるかもしれません。基本セットで4つ、拡張基盤を買えば更に4つ、合計8ヶのサーボモーター制御が可能ですので、その辺を使いこなせれば新しいギミックが見つかるかもしれません。悲しいかな私には知識がありません・・・。

書き忘れました!
PECO動画を見ていて、スナップスイッチまでワンタッチで取り付けが出来る点に惹かれて、このシステムを買ったところ、コードを取り付ける金具は別売りでしたorz。今からこれだけ注文するのもなんだかなぁ~。

まとめ:単にポイントマシンとして使う場合なら、取り付けスペースに余裕があれば、トータスやコバルトの方が使い易いと感じました。
確かにポイントマシンサイズは小さいかもしれないけれど、トータルで揃えた時の値段比で考えると、特に画期的なポイントマシンとは言えません。基盤も大きいので収める場所(たぶん台枠下)を考える必要があります。ただコントロールボード上のスイッチやLED表示、更にはDCC制御まで含めて考えられたシステムなので、いちいち自分で悩みながら配線をする苦労からは解放されます。電気田舎者には朗報かも!?
ポイントだけに関わらず、サーボモーターを使った制御システムとして、選択肢の1つとしては面白いかもしれません。

最後に値段を比べてみましょう。
PECOスマートスイッチは、基本セットがサーボモータ4つ込みで¥18,910,-(ナローゲージショップさん取り扱い)に、スマートフログ@¥3,050.-×4つで¥12,200.-、〆て¥31,110.-
トータスは1つ¥2200(ナローガレージさん扱い)で4つ買っても¥8,800.-で税金入れても¥9,504.-ですので比較になりません。
スローアクションはいくらでしょうか?IMON通販では取り扱いが無いようですが、トータスとそれほど変わらない値段かと思います。
サイズと重さは圧倒的にトータス不利なので、一概に比較はできませんけど、単純に値段だけで比べると、余程の理由が無い限り、スマートスイッチは選ばれないような気もします。

お値段が安くて、静かで、取り付けや配線が簡単で、その上コンパクトなサイズのポイントマシンは無いのでしょうかねぇ?

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Comments

みのるさん、さすがです!
新しいものにトライする努力が偉い!
で、結果は・・・微妙な感じですね。

Posted by: ム | 2014.11.05 06:36

ムさん、こんにちは。
ありがとうございます。(^^;
ポイントマシンとして使い勝手は悪くないものの、値段を考えると、かなり微妙な製品でした。

サーボモーターの市販制御システムとして、ユーザーが創意工夫する製品ではないかと思います。鉱石シュートの蓋とか車庫の扉を開閉させるのも面白そうですよ。

Posted by: みのる | 2014.11.05 14:02

http://aspenmodel.de//product_info.php/info/p729_Switchmotor.html/XTCsid/i95m7fsqt0lrimmqgo8fq3bcq3

ここにあるのをよく使ってるんですけど、他で売ってるのを見たことないんですよね^^; 30mmくらいの厚みのスペースにおさまると思います。基本はレマコのと同じく、ウォームギア式ですけど、密封されてるので油切れとかあまり気にする必要がないかも。

Posted by: 洞爺鉄道 | 2014.11.05 23:16

洞爺鉄道さん、こんばんは。
これは・・・密閉式のスローアクションですか?(@@;
興味深いポイントマシンですね。「他で見かけない」と言うのも不思議です(笑)。個人輸入のお店に頼むと入荷するかしらん???

Posted by: みのる | 2014.11.06 00:27

ドイツ製なのがまた悩ましいところで(笑) マシンの真ん中辺に見える赤いレバーを動かすと、作動アームにかかるストレスが変わって、動く速度を変えることができます。昔ながらのAC電源で切り替えられるように接点が3つ出てるんですが、モーターはDCで、分解すると接点の2つにはダイオードが逆向きに入っていて、ひとまとめにするとDC電源で使えたりします。補助接点ももちろんついてますよ。

Posted by: 洞爺鉄道 | 2014.11.06 17:24

洞爺鉄道さん、こんばんは。詳細をありがとうございます(^^;
ドイツ製でしたか!?
補助接点はイラストを見て想像が付きましたが、速度調節!?もできて、ACでもDCでも使えるとは、優れものですね。

Posted by: みのる | 2014.11.06 20:11

arduinoでサーボモータをコントロールしてもスイッチマシン代わりにつかえます。9個まで操作可能。
これだとarduinoが3000円くらい、中国製のサーボが500円くらいで手に入るのでわりと安価かなと。

http://skt48.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/arduino-ecf7.html

http://skt48.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/aruduino-8d73.html

デコーダと組み合わせればDCC化も可能だと思います。

Posted by: skt | 2014.11.06 23:46

Sktさん、こんばんは。
ご自身で揃えられるのはすごいですね。
私には何が何だか全く判りませんので、トータルセットになった市販品を使っています。

Posted by: みのる | 2014.11.07 18:25

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