展示レイアウトの反省と課題:1
ようやくサイトへレポをUPしました。
毎晩のように寝る前にペルスの本を眺めています。北九の兄貴に探りを入れるようなコメントを書いた後に、フト考えました。味噌にバターを加えたら、サッポロ一番味噌ラーメンじゃないか!?
そんな訳の判らない妄想はさて置いて。
改めまして、軽便鉄道模型祭にてお世話になりました事務局の皆様、出展者の皆様、お疲れ様でした。私はまだ疲れが取れません(泣)。
楽しかった祭も終わり、さぁ次へ行ってみよう~!!!と、その前に、
このたびは祭で「展示する」を念頭に入れてレイアウト製作を致しましたので、その辺りの話をまとめて書き残しておこうと思います。日程が正式発表される前から祭への出展は決めていましたので、自分の中では早過ぎるほど早くから着工し、余裕で間に合うはずでした。しかし、結果として作業時間が圧倒的に足りませんでした。
言うなれば、自らの製作ペースが半減していた事を実感させられました。
祭も10回目、じつに10年の時間が過ぎました。年に1回お会いする顔ぶれも、毎年確実にオヤジ顔になっていますね(笑)。・・・嗚呼自分もね(遠い目)・・・フッ認めたくないものだなっ。
まぁ戯言は置いておきまして、
過去の祭すべてを見た訳ではありませんが、10回のうち2回出展側として参加し、残りはお客さん側として、皆様の製作なされた様々なレイアウトを眺めてきました。
今までお客さんとして眺めた素直な感想としては“車両が動いていないレイアウトは物足りない”でした。更に言えば、単にエンドレスをぐるぐる回るだけでなくて“ギミック”が多い方が見ていて楽しい”でした。それと併せて超絶仕上げやら思い入れたっぷりの景色を見せられた日にゃぁ、もう悶絶モノで、いいモノ見たなぁとウキウキして帰宅する事ができます(笑)。要するに「見せる」です。
そしてもう1つ忘れてはならない事、それは出展者の独断に拠っては、持って行った車両を動かしてもらえる場合もあり得ます。所謂「乗り入れ可」です。クラブでは規格がありますので無理でも、個人のブースなら・・・、栂森さんと北九の兄貴と自分だけ・・・でしょうか、クリクラも可能でしょうか?まぁ、ゼロではありません!いぇ名称は「かも~ん」でも「よしっこいっ」でも構いません。
そんな「見せる」と「乗り入れ可」の2点を考慮して、このたびのレイアウトを製作した次第です。
1:特徴
先に、その乗り入れの話から。
今回はDCCに特化してしまった為にアナログ運転は不可能・・・、では無くて、ちゃんとコード1本でアナログ運転ができる(但しエンドレスのみ)仕組みを仕立て上げました。しかし事前アナウンスで「DCC」と書いてしまったので、乗り入れのお申し出は、ムさんの車両(サウンド付き)と、やじまんさんの歌登単端だけでした。そりゃそうです。仕立て上げたのは、前の晩と言うか当日の明け方なのですから(爆)。まさしく自分だけが知っている宝の持ち腐れ機能でした。
因みに、この簡易軌道レイアウトに「次の機会」はありません。
続きまして、意識して施した「見せる」の部分は主に、
a):超低速のエンドレス運転や続行運転
b):集乳工場への自動往復運転
c):回り続けるターンテーブル
の3点です。
a):超低速のエンドレス運転や続行運転
最初に書いておきます。別段エンドレスをぐるぐる回る運転を否定している訳ではありません。
第3回で石灰軌道を展示して痛感したのは、本当ならばノロノロと動かしたかったけれど、車両の具合に拠っては比較的高速で運転していないと、1日持たない事でした。ただ見ている側としては少々興ざめしますし、写真を撮るにしても車両がブレてしまい悔しい思いを何度もしました。また動画サイトで見直しても今ひとつです。
そこで、エンドレス内を出来る限りノロノロと走らせる為に、レール側の対処としては、車輪が当たるレール上面と側面を徹底的に磨き上げました。車両側の対処としては、モーターを交換(IMONミニモーター旧製品)し、集電ブラシにポンチを入れて、車輪裏側と点で接触するように変更しました。(自走客車は旧製品を使っています)。その上でデコーダーを積み込んでDCC化しました。これで何とか希望通りにノロノロと走るようになりましたけれど、実際の簡易軌道の自走客車は『簡易軌道見聞録』の中にも書いてあるように、原野では60キロ近くで飛ばしたそうです(苦笑)。
簡易軌道名物の続行運転はDCC化の恩恵です。エンドレス内を1列車がグルグル走るよりも、2列車が同時に走っている方が変化があるように感じます。ただ実際には・・・それは後ほど反省の中で書きましょう。
<つづく>
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Comments
みのるさん、おつかれさまでした。
ううっ、ウチの簡易軌道部隊も入線しましたよぉ~・・ってポイントでスタックして「役に立ったのはサウンドカーだけ」でしたが(ああ、情けない)
確かに「DCC特化」のレイアウトって、運転会などではちょっと・・・(特に軽便は)というのはその通りだと思いました(ウチの電化ナロー部隊も、草軽デキがデコーダを入れるスペースがなくて・・)
今回のみのるさんのレイアウトで一番活躍したのは「ターンテーブルのベンハーおじさん」だったのかな?
Posted by: ム | 2014.10.04 08:15
お疲れ様でした。
あ~あの景色の中で記念写真撮らしてもらえたら・・・
と思ったのですが、DCC専用と思っていました ^^;
残雪と地面のコントラストというか色味がすばらしかったです!
Posted by: norigon | 2014.10.04 09:55
こんばんは。
>ムさん
うわぁ(^^;、申し訳ありません。乗り入れの意識以前に、とても馴染んでいたので、一番の立役者を忘れてました(苦笑)。簡易軌道部隊は心強い援軍でした。
ベンハーおじさん!?には、単にテーブルを回すだけの不毛な労働を強いてしまいました。(^^;
>norigonさん
お褒めいただきありがとうございます。そーなんです。アナログ運転も可能であったにも関わらず、アナウンスをしませんでした(大汗)。次回があれば是非、お声がけくださいませ。
Posted by: みのる | 2014.10.04 19:57
こんばんはです。
そーなんですか。簡易軌道は、60キロも出してすっ飛ばしていたのですか。一番身近な「電化ナロー」はどう思いだしたって2~30キロ程度なものでしたよ。路面電車並みといった方が良いでしょうか。
さすが、北海道。味噌にしっかりバターが入っていますね。
機会がありましたら、是非、残雪の簡易軌道を見せていただきたいものです。
Posted by: 美男(備南鉄道) | 2014.10.04 22:05
美男(備南鉄道)さん、こんばんは。
原野や湿原に踏切は無いですから、すっ飛ばしたらしいです(笑)。飛び出すのは熊とか鹿とか(ウソ)。
札幌ラーメンは味噌バターコーンが定番でした。
Posted by: みのる | 2014.10.04 23:03
こんな大きなものを持ち込んでたんですね。
読まずに写真だけ見て、まさか電車でしたとは。
ちょくちょく用がありまして、今年も不参加でありました。
歳は私も如実に感じますが、また車両の並べっこをしたいものですねえ。
Posted by: harashima | 2014.10.05 18:56
harashimaさん、こんばんは。
なかなかお会いできませんね。祭りの時に車庫内の側線を1つ空けておいたのですが・・・残念です。(^^;
電車移動はぶら下げて行ったのが敗因でした。次回からは何か乗せて運ばないと参加できません(苦笑)。
Posted by: みのる | 2014.10.05 20:36