115系の話
RMを立ち読みしながら、暖かくなったので、そろそろ三重交色に変わった北勢線を見物に行きたい~!と思う今日この頃。線路際の桜もチラホラと咲き始めました。3月28日の安中貨物はEH500の1番!ようやく若番が撮れました。直前で上りが来てしまいましたが、貨物の足が遅かったのか、運転手さんの気転!?だったのか、何とか被られずに撮影する事が叶いました。・・・後のパンタが架線柱と被ってしまったのは残念無念・・・。
先日再び、増税前の駆け込み購入を!と張り切って模型店へ行ったものの、現物(=模型)を目の前にして「やっぱり、一時の衝動で購入しても、罪庫になるだけだよねぇ。」と相変わらず妙に冷静になってしまいまして、結果的に本だけ買って帰ってきました。本だけなら通販で済むじゃん!?自分・・・orz。
ありがたい事に、ちっとも模型罪庫が増えません(爆)。
さて、当初からの目的の1冊。
予想外の厚さと重さに辟易しながらもイカロス出版の「115系」本を買ってきました。そもそも対象が国鉄時代で止まっている自分が言うのも何ですが、意外と言っては失礼ながら、写真も豊富に載っていて、かなりのボリュームの本ですね。たかが115系でここまでバリエーションがあるとは思いもしませんでした(笑)。まさに旧国でしょうか。
かつて、旧国(=釣り掛け電車)のぶどう色時代の良さと、末期の地方転属された姿の嘆きを、滔々と語っていたオジサンの話を聴きながら「末期のバリエーション豊富な時代の方が面白いのにっ」と感じていた気持ちとリンクします。うんオジサン!今ならその気持ちスゴクよく判るよっ。
そうっ、今は自分がオジサンになってしまった時代・・・(遠い目)。
フィルムが貴重だった若かりし頃、115系は撮影対象ではありませんでした。
当たり前に走っている、当たり前に乗っている、興味の対象に入らない車両、それが115系でした。うちの方は基本7+4の11連、ラッシュは15連の湘南色でした。まだ大目玉非冷房車も多かった頃です。0番台車の窓は文字通り全開できましたし、車内でタバコを吸っているオッサンは当たり前でした。秩父鉄道へ乗り入れる列車もありましたし、急行に使われていた列車もありました。ちゃんと席番のプレートがついていたのを想い出します(笑)。夏に上野で並んで待っていると、屋根上を見てクーラーが無い車両(サハの場合が多かった)の列がゴソッと移動したのも思い出です。冬は手動ドアが重くて参った事。尻が熱くなって座って居られない程、暖房が部分的だった事。窓からの隙間風も酷かったです。中間に入った運転台は助手席側開放になっていた事。座席の手すりが小さくて立っていると掴む場所がなくて困った事。まだまだあります。1000番台に当たると座席が広くて得した気分になりました。上越新幹線開業後は、スカ色との混色編成やら、クモハ入り4連やら、珍しくてわざわざ乗りました(当然車内は変わらず:爆)。北ヤマ(現:宮ヤマ)の800番台3両(まだ非冷房)も珍しくて、わざわざ探して乗りましたねー。ALLロングシートに改装された車両もあったように記憶しています。
写真はほとんどありませんが想い出だけはたっぷりあるのが115系です。
以下は各地でスナップした115系(但:左上の白黒を除いて全てJR)
改めて本を読むと、クハ85のような切り妻115系もあるのですね。ちょっと撮影に行きたい気分ですが、果たして今でも走っているのやら???(知識なし)
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Comments
来週には・・・消費増税なんですよねぇ(静かな怒り)
で、昨日は銀座行ってEBで委託品・・と思ったのですが、そもそも資金難なので止めました(遠い目)
115系、最近「こういう普通の車両がいいな」と思うようになりました。
これって歳を取ったということ?(ち~ん)
Posted by: ム | 2014.03.29 08:51
ムさん、こんばんは。
消費税上がりますよね(遠い目)。
結局、買い物自体を手控えてしまいました・・・。
>最近「こういう普通の車両がいいな」と思うようになりました。
まさしく歳を取った証拠ですよね。見慣れていた車両の魅力を再確認しているところです。
Posted by: みのる | 2014.03.29 20:06